自社ECサイト構築ガイドライン:ASPサービスの選び方

自社ECサイト構築ASPサービスについて

自社のECサイトを構築するためには、最初に選択するべきは信頼できるASPサービスです。
しかし、サービスの選択は容易なことではありません。利用費用、機能、対応デバイス、カスタマイズの自由度、そしてサポート体制など、比較すべき点は多岐にわたります。一般的にはShopify・BASE・STORES・makeshop・FutureShop・ショップサーブなどがよく利用されています。それぞれの特徴や料金を比較し、自社のビジネスに最適なASPサービスを選択しましょう。

ASPサービスの選定は、ユーザビリティ、拡張性、価格、およびサポートによって大きく左右されます。

  • ユーザビリティ:
    ユーザーフレンドリーなショッピングカートは、顧客が商品を簡単に追加、削除、または数量を調整できるべきです。
  • 拡張性:
    成長するビジネスに合わせてショッピングカートがスケールアップできるかどうかは重要な考慮事項です。
  • 価格:
    ショッピングカートソリューションの価格は、初期設定費用、月額費用、トランザクション費用など、様々な要素を含む可能性があります。
  • サポート:
    常時利用可能なカスタマーサポートは、問題が発生した際の対応を迅速に行うために不可欠です。
プラットフォームの比較と選択

次に、ECプラットフォームの選択が重要となります。プラットフォームは、お客様の購入体験を決定づけ、ビジネスの成長を促進するためのツールです。
ECサイトを構築するためには、適切なプラットフォームを選択することが必要です。以下の要素を考慮して選択しましょう。

  • 利用者の技術力:
    一部のプラットフォームはコーディングの知識を必要とします。一方で、ShopifyやWixなどのプラットフォームは初心者でも簡単に利用することができます。
  • 価格:
    プラットフォームの料金は月額料金、トランザクション料金、追加機能の料金など、様々な形で発生します。予算に合わせたプラットフォームを選ぶことが重要です。
  • カスタマイズ性:
    ビジネスのブランドや特性に合わせてサイトをカスタマイズできるかどうかは重要な点です。
  • SEO対策:
    SEOに対応したプラットフォームを選ぶことで、サイトの検索エンジン順位を向上させることができます。

Shopify・BASE・STORES・makeshop・FutureShop・ショップサーブなどの各プラットフォームには独自の特性と利点があります。これらを比較し、ビジネスモデル、製品カテゴリー、必要な機能などに基づいて最適なプラットフォームを選択しましょう。
以下ににそれぞれのサービスの特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

Shopify
  • 世界各国の決済方法や言語をカバー。越境ECに向いている。在庫の管理がしやすい。
  • Shopify
BASE
  • 出店者がページデザインを自由に編集可能。Instagramとの連携機能があり、投稿写真を利用したマーケティングが可能。
  • BASE
STORES
  • フリープランと有料のスタンダードプランが存在。オプション料金を支払うことで、使用できるサービスの幅が広がる。
  • STORES
makeshop
  • 充実した機能と広範な選択肢。メルマガ配信、ユーザーの行動履歴に合わせたレコメンド機能、SNS連携などが可能。
  • makeshop
FutureShop
  • 年に数回のバージョンアップで最新の機能が実装。デザインの自由度が高い。選択プランによってはやや高額になる可能性がある。
  • FutureShop
ショップサーブ
  • 安心のサポート体制。出店後には専任の担当者がつく。ページ制作や集客プロモーションの代行が可能。連携サービスも充実。
  • ショップサーブ
ショッピングサイトのカスタマイズ

ショッピングサイトのデザインや機能は、購入者の体験を大きく左右します。デザインはブランドイメージを反映させ、機能性は購入者の使いやすさを確保するために重要です。特に、商品の検索・絞り込み機能、レビューや評価機能、レコメンデーション機能などを駆使して、顧客が商品を探しやすく、購入しやすい環境を作り出すことが重要です。
ビジネスのブランドを反映させ、顧客に快適なショッピング体験を提供するためには、サイトのカスタマイズが不可欠です。以下の要素に注意しましょう。

  • デザイン
    ブランドのカラースキーム、ロゴ、フォントなどを一貫して使用することで、サイト全体に一貫性を持たせることができます。
  • ユーザビリティ
    ナビゲーションは明確で、ユーザーが求める情報を簡単に見つけられるようにする必要があります。また、モバイルフレンドリーなデザインも重要です。
  • 商品の表示
    商品の写真や説明は、購入意欲を引き出すための重要な要素です。質の高い画像と詳細な商品情報を提供することが求められます。
在庫管理システムの統合

最後に、在庫管理システムの統合は、オンラインショップを運営する上で重要なステップです。
ECサイトと在庫管理システムが連携していないと、在庫切れ商品の販売や、商品の出荷遅延など、顧客満足度に影響を及ぼす問題が発生します。また、ECサイトの売上データと在庫管理のデータが連携していると、需要予測や発注計画などもスムーズに行えます。
より効率的な運営のために、適切な在庫管理システムを選択し、統合することが推奨されます。

まとめ

今回の記事では、自社ECサイト構築に必要な要点について解説しました。まず、ASPサービスの選択は自社のビジネスに合ったサービスを選択することが重要であり、各サービスの利用費用や機能性、サポート体制などを検討する必要があります。

次に、ECプラットフォームの選択についてですが、自社のビジネスモデルや製品カテゴリーに合ったプラットフォームを選ぶことが求められます。また、ショッピングサイトのカスタマイズは、購入者の体験を向上させ、ブランドイメージを強化するために重要な工程となります。

そして最後に、在庫管理システムの統合は、効率的な運営と顧客満足度の向上に寄与します。在庫管理とECサイトの売上データの連携により、よりスムーズな運営が可能となります。

自社ECサイト構築は多くの要素からなる大きなプロジェクトですが、それぞれのステップを理解し適切に対応することで、成功に近づくことができるでしょう。皆さんのECサイトが大成功することを心から願っています!


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